Overwatchのライバル・プレイでは、試合開始前に「ヒーローBAN」が行われます。
ヒーローBANとは、プレイヤーの投票によって、その試合で使用できないヒーローを決めるシステムです。
「嫌いなヒーローを1人選べばBANされる」という単純な仕組みではなく、次のようなルールがあります。
- 第1〜第3候補まで選ぶ
- 候補ごとに票の重みが違う
- ロールごとのBAN上限がある
- 自分が使いたいヒーローをチームへ伝えられる
- 条件によっては5人目の「ロビーBAN」が発生する
この記事では、2026年9月時点のヒーローBANの仕組みを初心者向けに解説します。
ヒーローBANとは?
ヒーローBANは、ライバル・プレイの試合開始前に、使用禁止となるヒーローを投票で決めるシステムです。
シーズン16から導入されました。
通常のBANでは各チームから2ヒーローずつが選ばれ、合計4ヒーローがその試合で使用できなくなります。
さらに現在は、条件を満たした場合に両チームの投票を合算して決める「ロビーBAN」が追加されています。そのため、試合によっては最大5ヒーローがBANされます。
ヒーローBANはどのモードで使われる?
通常のヒーローBANが使われるのは、ライバル・プレイです。
クイック・プレイの通常マッチで毎回ヒーローBANが行われるわけではありません。
試合が始まる前にBANフェーズがあり、その結果が決まってから実際のヒーロー選択・試合へ進みます。
BANしたいヒーローを3人まで選ぶ
BANフェーズでは、各プレイヤーが第1候補・第2候補・第3候補の3ヒーローまで選べます。
ただし、3票すべてが同じ強さではありません。現在の投票価値は、次のように計算されます。
- 第1候補:7票分
- 第2候補:5票分
- 第3候補:3票分
「絶対にこのヒーローをBANしたい」という場合は、第1候補にするのが最も影響力があります。
なお、投票は強制ではありません。BANしたいヒーローがいない場合は、そのまま準備完了して投票を見送ることもできます。
味方のBAN候補は確認できる
BANフェーズ中は、味方がどのヒーローへ投票しているか確認できます。
そのため、「味方がすでにこのヒーローへ多く投票しているから、自分も合わせる」といった投票もできます。
一方、敵チームの情報はBANフェーズ中には確認できません。敵プレイヤーが誰を使いたいのかを見て、そのヒーローだけを狙ってBANすることはできない仕組みです。
「使いたいヒーロー」もチームに伝えられる
現在のOverwatchには「ロスター」という機能があります。
各ロールについて、自分がよく使いたいヒーローを最大3人まで設定し、試合前にチームへ表示できます。この中で最優先のヒーローは、ヒーローBAN時にも考慮されます。
自分の希望するヒーローには3票分のマイナス票が加わるため、味方1人が第3候補として投票した程度では、その票を相殺できます。
- 味方があなたの希望するヒーローを第3候補にする:+3票
- あなたの希望するヒーロー保護効果:-3票
- 差し引き:0票
ただし、希望するヒーローに設定したから絶対にBANされないわけではありません。複数の味方から強く投票されれば、BANされる可能性があります。
通常は1つのロールから最大2ヒーローまでBANされる
ヒーローBANには、ロールごとの制限があります。
通常の4つのBAN枠では、同じロールからBANできるのは最大2ヒーローまでです。
たとえば、すでにタンクが2人BAN対象になっている場合、通常BANの次の候補がさらにタンクだったとしても、その候補は飛ばされ、別ロールの次点候補が選ばれます。
これによって、「タンクだけ4人BANされて選択肢が極端に減る」といった状況を防いでいます。
ロビーBANとは?
現在のヒーローBANで特に重要なのが、「ロビーBAN」です。
ロビーBANは通常の4BANとは別に用意された5つ目のBAN枠です。通常BANがチームごとの投票をもとに決まるのに対して、ロビーBANでは両チームの投票を合計して判定します。
ロビーBANが発生する条件は、次の2つです。
- 両チームからそのヒーローへ少なくとも1票ずつ入っている
- 両チーム合わせて10票以上になっている
たとえば、片方のチームから第1候補として7票分、もう片方から第3候補として3票分が入れば、合計10票となります。条件を満たせば、そのヒーローはロビーBANの対象になります。
ロビーBANはロール上限を超えられる
ロビーBANの大きな特徴が、通常の「1ロール最大2BAN」という制限を超えられることです。
たとえば通常BANですでにダメージヒーローが2人BANされていても、ロビーBANの条件を満たせば、さらにダメージヒーローが1人BANされる可能性があります。
- 通常BAN:ロールごと最大2人
- ロビーBAN:その上限を突破できる特別枠
実際にBANされるヒーローはどう決まる?
内部の計算は少し複雑です。
基本的には各チームの投票結果をもとに、優先順位の高い候補からBAN対象が決まります。
導入時から採用されている仕組みでは、一方のチームの最多得票候補を決め、もう一方のチームから候補を選び、最後に残ったBAN枠を決める「スネークドラフト」に近い順序で処理されます。
同点の場合は、次の順序で決まります。
- より多くのプレイヤーから票を集めたヒーロー
- それでも同点ならランダム
初心者の場合、細かい計算方法まで覚える必要はありません。まずは、第1候補ほどBANへの影響が大きいと覚えておけば十分です。
どのヒーローをBANすればいい?
初心者の場合は、「今の環境で一番強いヒーロー」を必ず選ばなければならないと考える必要はありません。
たとえば、次のようなヒーローを候補にできます。
- 自分のヒーローが苦手とする相手
- 対処するのが苦手なヒーロー
- 味方が嫌がっているヒーロー
- 現在のマップで特に強いヒーロー
味方の投票状況も表示されるため、迷った場合はチームメイトが第1候補にしているヒーローへ票を合わせるのも分かりやすい方法です。
BAN率は公式サイトでも確認できる
Overwatch公式サイトのヒーロー統計では、ヒーローごとのピック率・勝率・BAN率を確認できます。
入力方法、ゲームモード、ランク、マップ、地域などでも絞り込み可能です。
「今はどのヒーローがBANされやすいのか」を知りたい場合は、固定の記事ランキングより公式統計を見る方が最新情報を確認しやすいです。
そのため本記事では、「現在のBAN率1位」のような情報は固定せず、仕組みの説明を中心にしています。
ヒーローBANについて初心者が覚えておくこと
最初は細かな計算まで覚える必要はありません。次の4点だけ把握しておけば十分です。
- 第1〜第3候補まで選べる
- 第1候補ほどBANされる可能性への影響が大きい
- 味方が使いたいヒーローも確認する
- BANされたヒーローはその試合では使えない
慣れてきたら、マップや味方の構成まで考えて投票してみましょう。
まとめ
ヒーローBANは、ライバル・プレイの試合前に、投票によって使用禁止ヒーローを決めるシステムです。
2026年9月時点のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 通常は各チーム2人ずつ、合計4ヒーローをBAN
- 各プレイヤーは第1〜第3候補まで選択
- 投票価値は7票・5票・3票
- 希望するヒーローには3票分のBAN抑制効果がある
- 通常BANでは同じロールから最大2人まで
- 条件を満たすと5人目の「ロビーBAN」が発生
- ロビーBANはロールごとの2人上限を超えられる
- BAN率は公式のヒーロー統計から確認可能
一見複雑ですが、初心者のうちは「BANしたい順に3人選ぶ」という理解から始めれば問題ありません。
