【徹底解説】トレーサーの解説動画、レート別押さえておきたいポイント

ダメージ

トレーサー

【2022年3月更新】

ヒーロー屈指の機動力と1マガジンで耐久値200を削れるメイン攻撃が優秀なダメージヒーローのトレーサー。

オーバーウォッチを代表するキャラクターですが、長い間ピック率が低く、日の目を浴びていませんでした。

しかし、アップデートにより中距離攻撃とULTの火力が上がり、最近では徐々にランクマッチでも見かけるようになりました。

エイムと立ち回りのどちらも重要なヒーローのため、難易度は非常に高いヒーローですが、極めると誰にも止めることのできないポテンシャルを持っています。

今回は様々な攻略動画、解説ブログ、プロ(OWL)の試合を参考に、最も必要な情報を選別してまとめました。

トレーサー上達の参考動画、知っているだけで差がつく小技や押さえておきたいポイントをレート別に紹介します。

参考動画

各ヒーロに対する立ち回り

各ヒーローに対する立ち回り、テクニックを紹介した動画になります。

各ヒーローに対してどのように対処するべきかを覚えることは、勝利するうえで非常に大切です。

英語での解説になりますが見るだけでもニュアンスは十分伝わるので、英語が苦手な方でも理解できると思います。

上手くなりたい人は必ず見て欲しい動画です。

プレー動画

YouTubeで配信しているソニック10のランクマッチ動画になります。

エイムだけでなく立ち回りがとても参考になり、相手にとって非常に戦いずらい状況をつくりだしています。

上達のために一度は見ておきたい動画です。

レート別押さえておくべきポイント

ここではレートを上げるために特に押さえておきたいポイントをレート別に紹介します。

初心者:ブロンズ(レート:0〜1500)

ブロンズ帯の初心者が押さえておきたいポイントは以下になります。

1.基本的な立ち回り

2.リコールの使い方

3.アンチキャラ

1.基本的な立ち回り

トレーサーは機動力が優れている反面、総合火力は弱い為、正面から撃ち合うような戦い方には適していません。

トレーサーで味方のシールド裏から敵を撃っているだけであれば、他のダメージヒーローで火力を出す方が効果的です。

正面から相手を迎え撃つのではなく、相手の横や背後からサポートを中心に攻撃しましょう。

トレーサーの体力は非常に低い為、正面で撃ちあうとあっという間に耐久値が削られてしまいます。

相手の横や背後から攻撃を行い、敵に対応する時間を与えず、耐久値を削りきるのが理想的です。

またキルが取れなくても、敵のヘイトを稼ぐこともトレーサーの重要な役割です。

オーバーウォッチにおいて、人数差はとても大切な要素です。

ヘイトを稼いで2人以上の敵を引きつける事が出来れば、味方の前線は人数的に有利に戦う事ができ味方が攻めやすい環境をつくることができます。

機動力があるので、ヘルスパックの位置を覚えて自身で回復するようにしましょう。

敵陣の中で味方の回復はあてにしないほうが良いです。

2.リコールの使い方

リコールは、使用する事により自身の3秒前の状態に戻るスキルです。

位置は3秒前に戻り、ライフは使用から3秒前の最大値まで回復し、パルス・ピストルの残弾数もフルになります。

リコールは基本的に以下の使用用途があります。

・安全な位置に離脱する

・減った体力を回復させる

・ブリンクがなくなってしまった時に離脱する

・攻撃を回避する

理想的な使い方は、敵の陣地に入り込み、キルをとってリコールで3秒前の安全な味方の位置まで戻ってくることです。

その他に、リコールは1.25秒間の発動時間があり、その間は無敵状態のため、敵の攻撃はあたらないことも覚えておきましょう。

D.VaやマクリーのULTのように発生してから一定時間で発動するような攻撃は、タイミングを覚えていればリコールで回避ができるようになります。

敵の攻撃に瞬時に反応できるようになれば、ラインハルトやソンブラの瞬間的なULTでも、予備動作を見て回避することもできますよ。

3.アンチヒーロー

トレーサーのアンチヒーローを覚えて、ピックするべきか判断できるようにしましょう。

マクリー

マクリーのフラッシュバンに対して、トレーサーは非常に弱いです。

しかし、相手がフラッシュバンを使用した場合は、タイマンで十分勝機はあります。

相手がフラッシュバンを使ったかを把握して立ち回るようにしましょう。

フラッシュバンを持っている、もしくは持っているかわからないマクリーに対して、無理に攻めるのはおすすめしません。

ブリンクでわざとマクリーに近づき、すぐにブリンクで逃げて、相手にフラッシュバンを使わせる上級者向けのテクニックもあります。

ドゥームフィスト

ドゥームフィストは機動力が高く、トレーサーの機動力に対しても余裕で対処する事ができます。

メインのパンチやコンボで、リコールする暇もなく、一瞬で耐久値を削られてしまいます。

ドゥームフィストの攻撃は直線的なため、壁を使ってドゥームフィストの射線を切るように立ち回りましょう。

パンチをためている間は隠れて、必ず敵の射線に入らないようにすることが重要です。

ロードホッグ

ロードホッグのフックは、最も警戒が必要なアビリティです。

フックに捕まれば、トレーサーは対処することは不可能です。

必ずフックを使用したか把握し、正面に立たないようにしましょう。

ブリンク後を狙ってくる事が多いため、壁を使ってフックに当たらないようにすることも大切です。

中級者:シルバー〜ゴールド(レート:1500〜2500)

シルバー〜ゴールド帯の中級者が押さえておきたいポイントは以下になります。

1.敵のアビリティ継続時間を覚えてパルスボムを使う

2.ブリンクの効率的な使い方

3.戦闘時の位置取り

1.敵のアビリティ継続時間を覚えてパルスボムを使う

パルスボムは、使用してから1秒後に起爆します。

敵のアビリティ継続時間を覚えることで、アビリティが終了した瞬間に起爆のタイミングを持ってくることができます。

特に覚えておきたいアビリティ継続時間は以下になります。

メイのクリオフリーズ…最大4秒間

ザリアのバリア…最大2秒間

ゼニヤッタの心頭滅却(ULT)…6秒間

ロードホッグのテイク・ア・ブリーザー(回復)…1秒間

いずれもアビリティ中に攻撃をしてしまうと、無敵やダメージカットでULTが刺さりません。

アビリティの終了時に合わせて起爆するように付着させることで、キルに繋げることができます。

上記のアビリティ終了時間を覚えて、ULTを使えるようにしましょう。

2.ブリンクの効率的な使い方

トレーサーはブリンクは非常に優秀なアビリティで、使い方次第で様々な立ち回りが可能です。

つまり、トレーサーは使いこなすにはブリンクの使い方をマスターする必要があります。

ブリンクは味方の行動にも合わせやすく、特にダイブ編成でウィンストンのジャンプと合わせたり、味方と一緒に行動することで火力を底上げし、安全にキルをとることができます。

ブリンクの理想的な使い方は以下になります。

1つ目のブリンク:敵に近づく

2〜3つ目:相手の攻撃を交わしつつ攻撃する

4つ目:上記の行動中に貯まったブリンクで離脱する

もちろん状況に応じて使い方を変える必要がありますが、基本の使い方はこのようになります。

特に意識するのは離脱用のブリンクです。

キルをとってもブリンクが無いため離脱できず敵陣でやられてしまっては、せっかくの人数差がなくなってしまいます。

もちろん状況に応じて、ULT持ちの敵を無理矢理でもキルする事が必要な場面もありますが、離脱できてこそ上級者と言えます。

相手に戦闘を挑む時は、2つブリンクがあると戦いやすいです。

間違ってもブリンクを全部使って、敵との距離をつめるような使い方は、余程の自信が無い限りオススメしません。

3.戦闘時の位置取り

トレーサーは機動力が高い反面、上下の移動スキルがなく、高台の敵に対して弱いです。

遠距離攻撃の手段もないため、高台に陣取る敵から下にいるトレーサーは格好の的です。

そのため、戦闘開始時や敵のリスポン待ちなど余裕がある際は高台を陣取るようにしましょう。

下にいる時は移動範囲が同じ平面に限られますが、高台にいれば高台の敵にも対処でき、下にいる敵にも降りて対処できるため、選択手段を増やすことができます。

ウィドウメイカーやアッシュなど1人で高台にいる敵には、ブランクで近づきトレーサーに有利な戦鬪距離で戦うことができます。

敵が高台に来なくても、上から降りて背後から攻撃し、3秒以内にリコールすることで高台に戻ることができます。

リコール後に高台に居れば、その後に高台に敵が来た場合でも対処でき、敵が来ない時は被弾のこない安全なポジションを確保できていることになります。

高台に陣取ることはトレーサーを使うにあたって非常に重要ですので、戦鬪時の位置取りに注意してみてください。

上級者:プラチナ〜(レート:2500〜)

プラチナ帯以降の上級者が押さえておきたいポイントは以下になります。

1.コンボ

2.ブリングで敵の攻撃を誘発

3.パルスボムの注意点

1.コンボ

トレーサーはエイムや立ち回りが大事に思われがちですが、コンボを覚えるとよりキルに繋がりやすくなります。

ここでは、トレーサーの重要なコンボを2つ覚えましょう。

1.メイン攻撃→ブリンク+近接攻撃

2.近接攻撃→リコール(モーションキャンセル)

1.メイン攻撃→ブリンク+近接攻撃

最も覚えたいコンボです。

トレーサーのメイン攻撃を全弾発射し、近接攻撃で止めを刺します。

操作難易度はそこまで難しくないため、覚えれば誰でも簡単に実戦に活かす事ができると思います。

ブリンクと近接攻撃を組み合わせることにより、一瞬で敵に近づきダメージを与えるため、敵が近接攻撃を予測して回避することはほぼ不可能です。

ブリンクと同時に近接攻撃を入力し、瞬間的にダメージをいれましょう。

以下の動画でイメージをつけてみましょう。

次に紹介するテクニックもこちらの動画で紹介されています。

2.近接攻撃→リコール(モーションキャンセル)

近接攻撃とリコールを組み合わせるコンボです。

近接攻撃後のモーションをカットする事ができ、近接攻撃後のスキを少なくし被弾を最小限にする事ができます。

このコンボは、上で紹介したコンボと組み合わせると強力で、メイン攻撃→リコール+近接攻撃→リコールで瞬間火力を上げ、安全に離脱する事ができます。

トレーサーは耐久値が低いため、一瞬のスキを減らすことで生存率をあげる事が重要です。

2.ブリンクで敵の攻撃を誘発

トレーサーはマクリーのスタンやロードホッグのフックなど、拘束やスタン系のアビリティに弱いです。

このテクニックは、敵アビリティを自分から誘発し、不発にさせるテクニックです。

やり方は、ブリンクで敵に近づき、すぐにブリンクで離脱します

ブリンクを2つ消費しますが、反応の良い高レート帯ほど、近づいてきたトレーサーに瞬時に反応するためアビリティを使用してきます。

敵の有効なアビリティを潰してから、勝負を挑むようにしましょう。

3.パルスボムの注意点

トレーサーのULTのパルスボムは、爆発ダメージの他に、スタック(敵に張り付く)したときの接着ダメージ(5ダメージ)が存在します。

味方のアナがスリープさせた敵にパルスボムをつける時、接着させるとその時点でダメージは発生するため、スリープが解除され起きてしまいます。

この時ザリアや離脱アビリティを持っている敵だと、アビリティで爆発前に無効化されてしまう危険があります。

そのような敵ヒーローには、接着させず近くに起き、爆発ダメージのみ与えるのが有効なので覚えておきましょう。


いかがでしたでしょうか。

トレーサーはエイムが重要なヒーローですが、立ち回りやテクニックを身につけないと上のレート帯では通用しません。

エイムに自信のない初心者でも、紹介したポイントを抑えれば試合で活躍できると思います。

アビリティやポイントを習得することによって勝率が上がるため、是非この記事で紹介したテクニックを身につけましょう。

この記事がレートを上げるきっかけになれば幸いです。

それでは、良いオーバーウォッチ生活を!!

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