パッチノート1.44
【2020年1月更新】
毎年恒例の旧正月「イヤー・オブ・ラット」に加え、6人のヒーロー調整が含まれたパッチノート1.44が1月17日から実装されました。
ヒーローの操作や立ち回りは、アップデートにより意識するべきポイントが変わってきます。
今回は様々な攻略動画、解説ブログ、プロ(OWL)の見解を参考に、アップデート後に意識するべきポイントをまとめました。
アップデート後のプレーの参考にしてみてください!
ヒーロー調整
バティスト【弱体】
イモータリティ・フィールド
- 展開時間を最長8秒から5秒に短縮
- クールタイムを投てき後20秒から25秒に増加
アンプリフィケーション・マトリックス(ULT)
- コストが20%増加
特にイモータルに大きな弱体が入りました。
以前までは最長8秒間を20秒おきに使えることができたため、かなりの頻度で味方の窮地を救うことができました。
今回のアップデートで、以前より味方の窮地を救えなくなりますが、意識するポイント、プレー自体は大きく変わりません。
ULTも含め、イモータルは今まで同様に出し惜しみせずに使う方が、結果として勝率を上げることにつながります。
使い所を迷って味方がキルされるより、積極的に使う方が勝利に繋がることを覚えておきましょう。
ザリアとハンゾーのULTのコンボなど、早く展開しすぎると敵のULTが残っているため攻撃途中でイモータルの発動が終了してしまいます。
見極めが難しいですが、ある程度攻撃の継続時間を予測できるULTは被弾ギリギリに使用した方が展開が終了しないため良いです。
アプデ後もピックして問題ないヒーローと言えます。
メイ【弱体】
凍結ブラスター
- メイン射撃による機動力低下を20%~70%から30%~90%に変更
- 機動力低下の持続時間を1.5秒から1秒に短縮
文章だと分かりにくいですが、以下のポイントを抑えておけば大丈夫です。
機動力の低いタンク(ハルト、ザリアなど)は今まで連続して凍らせることもできていましたが、今回のアプデで、敵は凍結から逃げやすくなっています。
弱体ではありますが、分断しやすいマップ(ハナムラ、アヌビスなど)ではまだまだ強いため、使用して問題ないです。
D.Va【強化】
ブースター
- クールタイムを5秒から3秒に短縮
ブースターの強化によりキャラ性能が向上しました。
D.Vaは長い間ピック率、勝率共に低いため連続して強化が入っていますが、依然として2盾が強い環境や、初心者帯でも連携の難しいダイブ編成よりハルザリ編成の方が強いため、ピックはあまりオススメできません。
ダイブ編成では、ゴリラとレッキングボールの編成の方が主流でしたが、今回のアプデでD.Vaもピック候補に十分入ってきます。
敵陣に突っ込んだ時に、より早く離脱しやすくなったため、今まで以上に敵の耐久値の低いヒーローを狩って、離脱するという立ち回りがしやすくなります。
今回はブーストを使ったテクニックを一つ紹介します。
ブースト中に二回近接攻撃を入れるテクニックです。
D.Vaを使用している際、ブーストを途中で中断したいときや、敵に突っ込む際、近接を入れてからメイン攻撃を行うプレーヤーが多いと思います。
ブーストの仕様として、ブースト直後の近接攻撃はキャンセル扱いにならないため、継続してブーストすることが可能です。
ダメージを稼げる他、ブーストがぶつかった際、敵のエイムをずらすことが出来ます。
メイン攻撃を入れれば80ダメージ以上稼げるため、敵が近くにいる場合はぜひこのテクニックで攻撃しましょう。
オリーサ【弱体】
フォーティファイ
- ダメージの軽減率を50%から40%に低下
前回に引き続き、さらに弱体が入りました。
オリーサのフォーティファイは、①フォーティファイのダメージ軽減②アーマーのダメージ軽減の順に発生します。
例えば、ソルジャーのメイン攻撃(1発当たり20ダメージ)をフォーティファイを使って、HPと耐久値で受けた場合
アーマーは10ダメージを境に、ダメージ軽減効果が変わるため以下のような結果になります。
HPとアーマーどちらも同じ2ダメージ差でそこまで変わらないように見えますが、アーマー効果の大きい10ダメージ以下になりづらく、5ダメージから7ダメージは実質40%のダメージ上昇です。
文章ではわかりづらいですが、ダメージが案外入るようになっているため注意しましょう。
現在のオリーサは盾の耐久値が低いため、シールドがない場合はフォーティファイを使って体でブロックするような立ち回りが必要になってきます。
立ち回り方に変更はありませんが、フォーティファイ中でも耐久値に油断せず、壁やペイロードを使って被弾をさせるようにしましょう。
ハンゾー【弱体】
嵐ノ弓
- 放つ矢の速度を最速125から110に減少
メイン攻撃の弾速が現象しました。
嵐ノ弓は最低速度25に加えて最大まで引き絞ると弾速が+100されていましたが、ここが+85に変更されています。
あまり使う場面はありませんが、引き絞らずに、すぐ撃つ場合は今までと変わらないので覚えておきましょう。
火力は下がりませんが、より偏差撃ち(敵の動きを予想して撃つ)が必要になってきます。
射撃場で動いている敵に合わせられるよう感覚を覚えてからピックしましょう。
ドゥームフィスト【弱体】
ライジング・アッパーカット
- アビリティ使用後の硬直を0.2秒から0.35秒に増加
メイン攻撃1発分の拘直時間が増加しました。
基本的にライジング・アッパーカットは、離脱の動きに繋げるために使用することがほとんどです。
硬直時間が長くなったことで、戦鬪から逃げるのが遅くなりました。
パンチ攻撃を使った慣性ジャンプをマスターして素早く離脱できるように意識しましょう。
敵にドームフィストがいる場合は、アッパーカット終わりをしっかり狙うようにしましょう。
慣性ジャンプは以下の記事で解説しています。
いかがでしたでしょうか。
今回のアップデートは、現在のメタ編成のポーク編成(2盾、メイ、ハンゾー)に関連したヒーローの弱体がメインです。
D.Vaは大きな強化が入りましたが、依然として2盾が強いため、ピックしても勝率に繋がりにくいと思います。
修正内容を踏まえたプレーで、勝利に繋げましょう。
この記事がレートを上げるきっかけになれば幸いです。
それでは、良いオーバーウォッチ生活を!!